量子科学技術研究開発機構関西光科学研究所（量研関西研）と大阪大学レーザー科学研究所（阪大レーザー研）は、一昨年（2016年10月13日）、両組織間の連携協力体制をより強固なものにし、国際競争力のあるパワーレーザーの開発とその利用研究を大きく加速するための「光・量子ビーム科学に関する覚書」を取り交わしました。それに基づき、昨年度より量研関西研ならびに阪大レーザー研の共同研究成果報告会を合同にて、「光・量子ビーム科学合同シンポジウム」として開催することといたしました。本年は、量研関西研（木津地区）にて開催いたしますので、多くの方々のご参加を賜り、活発なご議論をお願いしたく、ご多忙のところ誠に恐れ入りますが、是非ともご参加くださいますようお願い申し上げます。プログラム等詳細につきましては、随時阪大レーザー研HP、および量研関西研HPに掲載させていただきます。

　この度、国立大学法人大阪大学と国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構との間で、包括的連携協力協定を締結することとなり、さらにこの包括協定のもと、大阪大学レーザーエネルギー学研究センターと関西光科学研究所は、ハイパワーレーザーに関する技術開発及びその利用研究を推進するための覚書を取り交わすこととなりました。これを機会に両組織間の連携協力体制をより強固なものにし、光・量子ビーム科学分野の研究開発を加速することとし、その一環として、大阪大学と量研機構の主催により本合同シンポジウムを開催する運びとなりました。
　今回の合同シンポジウムは、大阪大学と量研機構の包括的連携協力協定締結を記念し、多くの方々をお招きして活発なご議論等お願いしたく、下記のようにご案内させていただきます。皆様におかれましては、ご多忙のところ誠に恐れ入りますが、是非ともご参加くださいますようお願い申し上げます。

日本原子力研究開発機構　量子ビーム応用研究センター及び関西光科学研究所（関西研）では、光量子科学研究に関する最新の研究成果、及び今後の計画を紹介するシンポジウムを例年開催しております。 今年で16回目となる本シンポジウムでは、現在進めさせて頂いております超短パルス高出力レーザー装置J-KAREN実験の高度化に関連致しまして、関西研における今後のレーザー開発についての議論が重要との認識に立ちまして、その基盤となる研究や技術開発を中心に、関連する先生方へお願いし、話題提供していただくことになりました。また、それと同時に原子力機構量子ビーム応用研究センター木津地区における研究の進捗状況の紹介と、外部機関との共同研究成果及び施設供用制度による研究成果をポスター発表形式で報告することを予定していますので、是非ご参加いただき、活発なご議論をお願いしたいと存じます。　 大学、研究機関、企業等の研究者・技術者はじめご興味をお持ちの方の多数の御参加をお待ちしております。

医療分野以外にも目覚ましい貢献をしているレーザー技術に目を向け、（独）日本原子力研究開発機構と（財）若狭湾エネルギー研究センターの福島の復興支援に向けた取り組み事例をご紹介いただきます。

日本原子力研究開発機構・量子ビーム応用研究部門では、光量子科学研究に関する最新の研究成果および今後の計画を紹介するシンポジウムを開催しています。 今年で13回目となる本シンポジウムでは、「量子ビームとシミュレーション技術の融合」をテーマに、研究領域として、ビーム源・シミュレーション・計測技術を予定しており、また各研究グループにおける研究の進捗を報告するとともに、今後の光量子科学研究について議論を行います。 さらに、本シンポジウムでは講演の他に、外部機関と共同で実施いたしました研究成果や施設利用制度による成果につきましてもポスター発表を予定しています。 大学、研究機関、企業等の研究者・技術者はじめご興味をお持ちの方の多数の発表及びご参加をお待ちしております。